議会改革29.12.19

微力ながら私くしが委員長を務めることになった

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藍住町議会改革調査特別委員会が設置されたのは9月22日、約3か月経って12月19日第1回目の委員会が全員出席で開催された。

事務局から他の議会の複数の基本条例などの資料が配られ、これからの参考資料として活用していくことになる。まず、北海道浦幌町が今年3月に政府に対して提出した意見書を全国の議会にも賛同するよう呼び掛けていることから、意見書を検討したところ全会一致で提出することになった。

意見書の内容は、議員のなり手不足が全国的に発生しており、これからますます深刻になってくることが予想される、議員の厚生年金制度加入の法整備や報酬の見直しなど若い人でも議員になれる環境整備を国に求めたものとなっている。

その後、今後の委員会の進め方について検討した。スケジュールとして原則毎月一回の委員会開催。また、改革を進めるにあたって町民の意見も聞く必要があるとしてアンケート調査も行うこととした。

会議では議会基本条例の必要性の有無について意見が様々あったが先進事例の資料をじっくり確認して次回の委員会で個々の意見を出し合い改革の在り方を検討することになった。次回の開催は1月25日。

議会改革は何のためにするのかを考えたとき、住民の側からみて議会としての役割が十分果たせているのかと言えば、はなはだ疑問に思うことだろう。

思えばパークゴルフ場ができたとき、町民から河川敷にあんなものを作って台風のたびに冠水する所にあんな施設をなぜ作ったのか、競技人口がいないのに無駄ではないか多額の予算を使い住民に何のメリットもない、などと批判が噴出した。

確かに住民の指摘したように大型雨台風の時は施設が冠水し木材や雑草等の撤去も何度か経験している。しかし議員としては施設推進を容認してきた責任があり、町民の皆さんがパークゴルフを楽しむことによって「健康増進につながるんですよ、施設は町民のためです」と説明してきた。

つまり、パークゴルフ場建設の構想段階で住民に十分な説明や納得が得られていたら、後から疑問も不信もないはずである。住民の代表である議会がしっかりしていれば、説明も十分できたのではないか、もしかしたら施設はできていなかったかもしれない。

現在建設中の文化ホールも然り、町側から提示された当初のプランでは構造的に複雑なデザインで建設費用も拡大することから、外形は普通の箱型のデザインでホールなどの構造は質の高いものをと主張してきた、しかし執行側には聞き入れられず強行したところ、結局、複雑な構造と技術者不足、予算の拡大等で入札不調になり設計業者を変えざるを得なくなった。

その結果、もともと主張していたような箱型のデザインとなり、ようやく17年度建設に着手することができたのである。設計業者を変更したことで1億円余りは無駄になった。10年間に複数の公共施設が建設されたが、設計が済み入札の直前で説明するのが当たり前になっている、他の自治体では考えられないことである。

では、議会が軽視されたのは何が原因であったのか。

町側が住民の意見や議会の意見に耳を傾け意見を十分考慮して進めるルールがないのである。
施設の構想段階から議会等に対して公表し議会や住民と協同でプランを協議し納得のいくまで議論を重ね多数の賛同を得なければ進めることはできないのは一般の社会通念である。

町側は強行突破でも阻止できないような議会軽視の状態が慢性化している。このような状況を変えていくためにも議会基本条例は制定しなければいけない。条例があればそれを根拠として無視できないからだ。

議員も住民の意見に無関心で、町提案の議案に対しても何の意見も発言もせず議会に顔を出しているだけならこれほど楽なことはない、誰からも文句を言われることもないだろう。

このような状況であったら、議会に対する信頼も期待もなくなるのは当然である、議会や議員に対する魅力や関心がなければ議会不要論が出てきても当然だ。まずは議会としての役目を果たせるように議員が一つになって議論を交わし町民のための議会を目指すべきだ。